香川県で餅屋といえば
餅は餅屋と言われます
おいしいお餅はまず材料の餅米から
高松市片原町のエビスヤではひよく餅米を使っています
ひよく米独特の甘みと粘り、これほどの餅米はなかなか見つかりません
杵つき餅
その次は餅のつき方です
回転式のミキサーで練るのは論外
そして落下式の餅つき機には本当の落下式とクランク式の二種類があります
本当の落下式は杵と軸を持ち上げてから頂上で切り離して、自分の重さで自由落下させます
一方クランク式は回転運動を往復運動に変えるものなので衝突時の速度が出ないのです
餅をつき慣れた人が杵でつくのと同じ餅ができるのは「落下式」の餅つき機です
長年、人が「きなどり」をする方式の落下式餅つき機を使っていましたが
全自動になってもエビスヤの餅つき機は迫力がある完全落下式です
できあがりは同じように見えても食べてわかるのが「餅は餅屋」のゆえんです
あん餅は
年末のあん餅の販売については画像をクリックしてごらんください
本当の杵つきなので「あん餅雑煮」に最適のあんこ餅です
のしもち
こちらでは通称「なまこ餅」と呼ばれます
エビはよく使われるアミエビでなく、料理用の干しエビを粉にして使っています
青海苔は類似品の安価なアオサではなく、吉野川河口の本物のアオノリです
材料のこだわりと製法のこだわり、この二つが餅屋の製品なのです